2026.01.25
『甦るヴァニタス』が1月29日、ついに刊行!
『甦るヴァニタス』が1月29日、ついに刊行!
生のはかなさと死を表現する静物画の一ジャンルである〈ヴァニタス画〉が盛んに制作された17世紀ヨーロッパ。 それから数世紀、今もアーティストたちは〈ヴァニタス〉に触発され続けている。 日本とドイツの美術研究者が、今に甦ったヴァニタス、現代の新しいヴァニタスを読み解く意欲的試み。図版多数。
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| 目次 | |
| まえがき:「はかなさ」と現代の芸術——ヴァニタスをめぐる三つの問い | |
| 香川檀 | |
| 序論:現代芸術におけるヴァニタスの回帰——西洋/非西洋、交差するまなざし | |
| ヴィクトリア・フォン・フレミング | |
| 第Ⅰ部 現代のヴァニタス——生死と時間の戯れ | |
| 第1章 | 杉本博司の死生観とヴァニタスの美学——《ヘンリー八世》をめぐる表象の歴史 |
| 仲間裕子 | |
| 第2章 | 草間彌生とヴァニタス ——〈花/女性〉と死をめぐって |
| 石田圭子 | |
| 第3章 | ジャン・ティンゲリー——ヴァニタス、そしてエフェメラの芸術 |
| ヴィクトリア・フォン・フレミング(訳:香川檀) | |
| 第4章 | 生死のはざまのヘテロ・クロニカルな実験 —— 時間管理に対するヴァニタスの反乱 |
| ミーケ・バル(訳:岡添瑠子) | |
| 第Ⅱ部 メディウムが担うはかなさ——写真とビデオ | |
| 第5章 | 終わりと飛び去り——髑髏、昆虫、そして現代写真におけるヴァニタスのふたつの時間性 |
| カタリーナ・ズュコラ(訳:結城円) | |
| 第6章 | 畠山直哉の写真における川の表象——〈無常〉をめぐる一考察 |
| 鈴木賢子 | |
| 第7章 | 写真の間文化的な時間性——荒木経惟『TOMBEAU TOKYO』におけるヴァニタスと無常 |
| 結城円 | |
| 第8章 | ビデオアートにおけるヴァニタス静物画——バロックのモチーフとその時間性について |
| クラウディア・ベンティーン/ユリア・C・ベルガー(訳:石田圭子) | |
| 第Ⅲ部 ヴァニタスの変奏——神話と社会 | |
| 第9章 | 「居場所」のはかなさ——イケムラレイコの描く“妣の国”と死 |
| 香川檀 | |
| 第10章 | サイ・トゥオンブリーのオルフェウス習作群における古代の残存とバロック的時間経験の形象 |
| アンネ・オイスターシュルテ(訳:鈴木賢子) | |
| 第11章 | ゴミの化石を作るとき——三島喜美代の作品における物質と時間性 |
| マーレン・ゴツィック | |
| 第12章 | はかなさの永遠性? —— 美術館における「エフェメラル」な作品の保存修復について |
| カロリン・ボールマン(訳:仲間裕子) | |
| あとがき 結城円 | |
